ニューヨーク(ダウ・ジョーンズ)化学肥料大手の米モザイク(NYSE:MOS)が1日発表した6-8月期(2009年5月期の第1四半期)決算は、純利益が前年同期の4倍近くに拡大した。リン酸塩と炭酸カリウムをベースとする化学肥料の価格上昇が引き続き売り上げを押し上げた。
ただ、09年5月期通期について、リン酸塩の販売量見通しを引き下げたことから、同社株は時間外取引で大きく下げている。
6-8月期の純利益は11億8470万ドル(前年同期は3億0550万ドル)、1株利益は2.65ドル(同69セント)。売上高は43億2250万ドルと、前年同期の20億0330万ドルから2倍以上に拡大した。
トムソン・ロイターがまとめたアナリスト平均予想は、1株利益が2.94ドル、売上高は41億1000万ドルだった。
粗利益率は前年同期の26%から38.1%に上昇した。
出典:10月1日日経新聞
中国でも上場している農薬関連の銘柄があります。
モルガンスタンレーは、このたび化学肥料メーカーの中海石油化学股フェン有限公司[香港上場、中海石油化学(チャイナブルーケミカル)、03983]と中化化肥控股有限公司[香港上場、中化化肥(サイノフォート)、00297]の株価は谷間から脱しているが、いまだ好転には至っていないとみているものの、レーティングを「リデュース」から「イコールウェイト」へ引き上げている。
同証券の分析によると、化学肥料セクターは政策が足かせとなり、現時点では収益の上昇余地も限られている。また、中国国内の尿素市場では供給量増加や季節的な需給減少によって、販売価格も下落に転じる見通しであるほか、カリウムの購入コスト増も顧客への転嫁は難しいとしている。
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