デジタルサイネージという広告手法が業界で盛り上がっているようです。NECや三菱電機など大手電気メーカーを中心に設備機器の発売が相次いでいる。またデジタルサイネージコンソーシアムという団体の加盟企業数も100社を超えているようです。
電子看板にインターネット経由で中央サーバからコンテンツや広告を配信する広告媒体を総称したものをデジタルサイネージと言うわけですが、具体的には、山の手線の電車内のパネル広告やタクシーの乗車ときに運転手の座席の裏に付いている液晶パネル、駅前の街頭プラズマパネルなどが当てはまります。
既に、看板王国の中国では、いたるところに、液晶パネルが設置されておりTVCMのような広告が次々と流されています(ただ、中国の場合、サーバから配信するのではなく、一定の期間でDVDを入れ替えているようです。人海戦術で対応しているのでしょうね)。代表的な大手企業としてフォーカスメディアという会社があり、アメリカのナスダックに上場もしています。
日本ではそういう大きなサイネージのネットワークは存在していません。設備投資にお金がかかるため積極的に投資をしている会社が居ない点と動画を制作するだけの大手広告主側の意識としてTVCM重視という文化も影響していると思われます。
ただ、TVCMの効果が薄れて行くなか、ターゲティングという手法がますます広告に求められており、そのような背景では、場所を限定してネットワーク化できるだけにデジタルサイネージの伸びる余地が広告主のニーズとして徐々に日本でも増加していくと思われます。
インターネット広告市場に成熟感が漂い始め、新しい広告手法が求めらていることも追い風となりそうです。
●ニューヨークのデジタルサイネージ事例
洗練された綺麗なサイネージが多いです。
2008年11月18日
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